日本では、老年人口が年々増えています。 その理由は、戦後すぐのベビーブームによりに生まれた、いわゆる団塊の世代(昭和22~24年生)とその後に生まれた準団塊の世代(昭和25~31年生)がこぞって老人になるからです。 その戦後生まれの子供たちはいまや70歳を越えました。そうなると極端に頭でっかちの人口構成になります。 そこで問題になることは、この膨大な人数の人たちの健康です。 確かに、日本の平均寿命は世界一となりました。 2018年では女性は87歳、男性は81歳と非常に長寿になりました。 それは結構なことかも知れません。しかし、若いうちから呆けてしまい、呆けたまま長生きをしても幸せでしょうか? 今の日本はこの傾向が極めて強いのです。つまり呆けたまま長生きと言う人がどんどん出現してきたのです。平均寿命は世界一でも呆け人間ばかりの世界一なのです。
これは問題です。 私なら、呆けてしまうならその時点で死にたいと思います。 しかし、老人になれば誰もが呆けるじゃないか?と思う人もいるかも知れません。 実際、日本人の健康寿命は大変低いです。女性は、74歳くらいで男性は72歳くらいといわれています。健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を指し、その歳まで健康だったという指標です。健康寿命の歳を過ぎたら、呆けてしまうか寝たきりになってしまう可能性が大いにあります。 つまり、『魂が抜けた』状態こそ健康寿命後の人生なのです。 今の日本は、そういった呆けて寝たきりの老人だらけなのです。健康寿命の低さがそれを現しています。 勿論、全てがそうではありません。 健康を保ち、全く呆けず、100歳以上生きる凄い人も結構な人数で存在しています。 私なら、かようなパターンで生き、死ぬ時は寝ているうちにあの世に逝きたいと思います。このパターンが理想的と考えます。 もっと理想的なことを付け加えると、『生きている間に少しでも人類に貢献した』という事実があればなお良いかもしれません。しかし、これは無くても構いません。 とにかく、最悪なことは、『呆けて寝たきりで長生きすること』ではないでしょうか? 呆けて寝たきりが良くないのは、何より周りの人(家族やその他)に多大な迷惑をかけること、経済も圧迫すること、なんの生き甲斐や生産性も無くなることにあります。 私は、70歳で呆けて30年も生きることを想像するだけで耐えられません(今は、胃ろうをしたりして呆けていてもけっこう長生きが可能になりました)。 私は、せめて100歳、出来たら110歳まで呆けずに健康で長生きして活動をしたいと考えます。 それが理想的な生き方ならばそのためにはどうすれば良いか?です。 その方法や秘訣は勿論あります。また、何故長命でも呆けないかのエビデンスもあります。
今回の本では、かような『呆けずに健康で長生きするための秘訣』を書いた本になりました。 反対に、では、どんなことをしたら70歳で呆けてしまうかも書きました。長命で健康で長生きしたい人の必携の書になったと確信しています。 是非、お読みになってその秘訣を掴んで長生きして欲しいと念願します。 とにかく、超長寿でかつ呆けずに生きるためにはやはりいくつかの秘訣があるのです。 皆さんにはこの秘訣を伝授したいのです。 超長寿かつ超健康に興味のある方はどうかこの本を読み、健康に長生きして欲しいと思います。
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本書の編集担当は、鶴見先生の指導を参考に最長3週間水と梅干しだけの断食を行いました。その間、毎日出勤して普通に仕事をし、何の支障もなく快適に過ごしました。
2020年12月25日発売、森愛の響き Vol.13 2020年 冬号
鶴見クリニック開設のいきさつなど。東京都中央区八丁堀1-7-7長井ビル4Fとなります。
鶴見クリニックについて
西洋医学と東洋医学を統合した患者優位の「病気治し治療」に取り組んでいます。 診察に一人一人時間をかけ、徹底的に本質から治す方法(栄養指導・サプリメント指導・ホルミシス・他)にて治療を行っています。
医療方針
鶴見クリニックでは、「免疫強化」と「原因を改善」する治療を行っております。 抗ガン剤や放射線治療、薬などは副作用も懸念されるため、極力使用しません。 患者様の症状に対して、適切な処置、指導をしております。
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