鶴見医師に聞く「秋口の病気について」
秋になると不思議だが、急に風邪をひいたり、大腸炎になったり胃炎になったり、はたまた、 とんでもない病気になったりする人が良くいます。
その理由を考えてみたい。
暑い夏に自然にやっていた「汗をかくこと」が少なくなったことがまず原因。
真夏はとにかく暑い。いやがおうでも汗をかく。ところが、秋は急に涼しくなり、今まで沢山かいていた汗をかきにくくなります。
つまり、代謝をしていた体が代謝不足になるのです。
そういった代謝不足は、毒を貯めやすくなり、風邪を手始めに様々な病気になりやすくなります。
秋は食べ過ぎる季節。
秋は一年の中で最も過ごしやすい季節です。 暑くなく寒くなく、春のようなカスミもなく、最高の季節だと私は思っております。
そこで生じるのは、やはり過食。
それも、動物性タンパク質の過食です。
つまり、肉や卵・加工肉・牛乳・魚の過食。
さらに、砂糖菓子の過食。
これら動物性タンパク質と甘いお菓子を過食することは、これ以上の病気の原因を作る因子はないです。
動物性タンパク質や砂糖は、腸を腐敗させる元になり、ありとあらゆる病気の原因に繋がります。
秋は「スポーツの秋」がむしろ悪く出る要因。
スポーツは体に良い。しかし、運動後に抗酸化な食物をしっかり食べないと、活性酸素が増え、 かえって病気になりやすくなることは案外誰にも知られていない。 活性酸素が病気の根本的大原因なので、いくらスポーツが良いとしても、 抗酸化食物を摂らないと、むしろ活性酸素だらけとなり、 病気がちになってしまうので、スポーツをしたら抗酸化食物をしっかりとるように心がけましょう。
また、スポーツは案外悪い場合もあります。抗酸化な食物を摂らず、動物性タンパク質ばかり食べてスポーツ三昧な人は大病になりやすい。 秋は特にスポーツしたくなる季節なので、その意味でも気を付けねばなりません。