鶴見医師に聞く「110歳まで呆けずに健康的に生きる酵素力」について
私は、近々「110歳まで呆けずに健康的に生きる酵素力」のタイトルで本を刊行します。
平均寿命と健康寿命
2017年発表の日本人の平均寿命は、女性は、87.26歳、男性は、81.09歳と発表されました。
世界1の長寿国が日本人と言われ、みんな大喜びしました。
しかし、実は全く喜んでなど入られませんでした。
何故なら、健康寿命は極めて短いからです。
女性の健康寿命は約74歳、男性の健康寿命は約72歳。
健康寿命とは、その歳まで健康だったと言うことであり、その年齢から呆けてしまったか、寝たきりになったか、呆けて寝たきりになったかのどれかになってしまったことを指します。
つまり、健康寿命とは、その歳からは死んだも同然を指しているのです。
人間は、平均寿命が高いなら、健康寿命も同じくらいでありたいものです。 しかし、今の日本は、女性は13歳、男性は9歳も早く死んだも同然なのです。
欧米の平均寿命は日本人と比較しますと早く来てますが、健康寿命はぎりぎりまで保ってると言われています。 80の平均寿命なら、79歳まで健康寿命が保たれてるらしい。
私はこの方が余程良いと思えてなりません。 かような欧米人が、平均寿命も上がり、健康寿命も同じくらいなら、もはや言うことはありません。
では何故、日本人は健康寿命が短いのでしょうか?
色々理由はあるとは思いますが、ひとつ言えるのは、日本人は極めて西洋薬剤が好きで飲む人が多いこと。
欧米人は、あまり西洋薬剤は飲まないことが上げられます。
西洋薬剤は、たいてい大変な副作用があり、認知症になりやすい薬剤も多いのです。
特に、高血圧改善剤は、まず、大半は認知症になることで知られます。
私が、今回、この本を書いた理由のひとつに、「どれだけ長生きしても若いうちから呆けて長生きなら意味がない」と思うからです。
110歳まで呆けずには、なにより、死ぬまで健康寿命を保って頂きたいと言う思いもあるからです。