鶴見医師に聞く「オススメ書籍」について
「花神」
花神とは、中国では良く言われる言葉で、花咲か爺さんのことです。要は、世のため人のためのに、お手伝いや良いことを、私利私欲無しで行い花開かせた人のこと。
コロナウイルス禍で大変な毎日ですが、かような時こそ、花神のような人の存在がクローズアップされると思えてなりません。
「花神」は、司馬遼太郎作で、幕末の志士大村益次郎を描いた小説でもあります。
1965年にNHK大河ドラマの第三回目で花神が取り上げられ放映されました。私は、高校2年生で一年間夢中で見たのを覚えています。そして、大村益次郎のファンになりました。オランダお稲との恋、中々の医術の持ち主、大変な軍師と分かり、かなりの大人物と知りました。
しかし、暗殺。刺された刀傷から菌が入り敗血症になり死亡。中村梅之助主演。中村梅雀のお父さんでした。これを見て、自分もいつかは花神になりたいと思いました。しかし、ちっともなれずに71歳になってしまいました。
さて、話は変わりますが、最近、「伊東よし子伝記」と言う本を全4巻読みました。中々分厚い本。しかし読みやすい。昭和17年生の娘さんが書いた本で、自費出版です。
伊東よし子先生は1914年生で1993年に79歳で亡くなってます。
なかなかの覚者で、52歳くらいに天啓が舞い降りあの世から通信がやって来るようになったため、その霊力を生かし、亡くなる直前まで人々の相談で過ごした方。
人生相談でしたが、まさに神様の力がかなり後押ししたかのような見事な的確な答えだったために、評判が評判を呼び、連日満員だったらしい。
周りから宗教法人化すべきとどんなに言われても、絶対に首を縦に振らず、許否し続けました。
宗教法人にしたら、堕落すると言い、個人相談に終始し。ほとんどお金は取らず、無い人には与えたりしたから、常に火の車。
その解答の内容が、娘によって記されたのが4巻目。
1巻から3巻もなかなか面白いです。伊東よし子先生は、18歳で早くも「艱難辛苦を我に与えたまえ」と言い、不幸をもとめたそう。実際、大変な不幸に苛まれます。伊東よし子先生としては、艱難辛苦で、自分が成長出来ると思っていたようです。実際、そうでした。1巻から3巻はそういった伝記に終始してます。だから、読むなら4巻でしょう。
しかし、こんな人が居たのかと思いました。
伊東よし子先生なんてまるで知らなかったです。世の中、広いですね。アマゾンで中古で買えるようです。
もう一冊、「天国の真実」と言う本があります。これはさらに素晴らしい。
これも全4巻。スーザン・ワード著、ナチュラルスピリット刊。
マーシュと言う若者は、子供の頃から特別な霊的な子供でした。
17歳の時、突然交通事故で死んでしまいます。交通事故はなんの理由すらなく起こる。あの世から決められていた事故でした。
14カ月後突然あの世からの通信を母親スーザンに伝達し始めます。
スーザンに答えるマーシュの形式でこの本は書かれてます。凄く克明に解説されているため、あの世の真実がかなり判ります。
この天国の真実も、極めて分厚い。
しかし、あの世が次から次へと紐解かれるように記されてるため、どんどん読めてしまいます。あの世は「エルニーニョ」と呼ぶとか、イエス・キリストのことも克明に描かれてます。
1巻も凄いが2巻は最高。3巻も中々面白い。
これはアマゾンで買えます。なんと、中古なら千円くらいと言う情報を得ました。
第1巻は、「天国の真実」
第2巻は、「新しい時代への啓示」
第3巻は、「新しい時代への輝き」
第4巻は、「宇宙の声」
として発売されてます。
全て、是非とも読んで欲しいものです。