鶴見医師に聞く「日々の疲れをとる方法」について
毎日、毎日、足音もなく時間だけが過ぎて行く気がします。時間の経つことの速いこと、速いこと。
しかし、時間と共に起こることがあります。
どんな人にも言えることですが、時間と共に起こることの第一は「老化」です。歳を取れば取るほど老化は加速化します。
第二に、色々な症状でしょう。特に「疲れが中々とれない」と言うのも年齢と共に起こることです。
第三に、病気です。
さて、今日は、疲れをとる最適な方法について少し言及したいと思います。疲れの原因は活性酸素が体中に出て疲労物質の乳酸が筋肉に入り起こります。
つまり、活性酸素と言う酸化を起こす物質が疲労の元凶なのです。
それ故、活性酸素さえ出なければ疲労も老化もしないのですが、活性酸素は根絶は無理です。何故なら、人間は活性酸素の中で生きているし、なにもしなくても活性酸素が必ず出るようになってるからです。
活性酸素が多ければ疲労が溜まりやすく、すぐ病気になって行くでしょう。少なければ比較的疲れないし病気もなりにくいと言えます。
そこで疲れを取る方法ですが、活性酸素の発生を極めて少なくすれば良いのです。 そのための方法を述べましょう。
1、動物性タンパク質の少ない食生活をする。
動物性タンパク質が疲労物質の第一だからです。肉、加工肉、鶏卵、牛乳、チーズ、ヨーグルトを多く食べることが最も悪い。魚は、少々なら良い。魚とて食べ過ぎるとかなりの疲労物質になります。
2、単純炭水化物を極力止める。
砂糖や砂糖菓子・砂糖飲料水は極めて強い疲労物質であるからです。
また、小麦粉食品もかなり強い疲労物質です。パン、ラーメン、うどん、焼きそば、パスタ、ケーキ、カステラ、クッキー、クラッカー、ビスケットと言った小麦粉食品は、極力減らしたいものです。
3、悪いライフスタイルは疲労が蓄積する。
まず、過食。過食は疲労物質を満載させる。どんなに良いと言われる食べ物でも、食べ過ぎはやはり良くはありません。
次に、夜食。午後22時以降の食事は最悪。
また、間食。午前10時と午後3時のおやつは、実は健康には最悪な行為でありました。最近のアメリカの栄養学の教えでは、「間食、夜食程不健康になる食べ方はない」になって来ています。
勿論、疲労にも繋がります。
では、疲労をとる方法はどうすれば良いか?
まず、2日間水のみ断食をお勧めします。
次に、しばらくは少食にしてローフード半分、加熱食半分のプラントフードにすること。つまり、生野菜やフルーツの他に、納豆や漬け物、キムチと言った発酵食品や、煮た野菜や蒸かした芋、蕎麦、海藻入りご飯、味噌汁などを中心にしたメニューを少量にして組み立てれば良いでしょう。
とにかく、しばらくはヴィーガン食で過ごし、次第に魚料理を入れると良いでしょう。