白米は、海藻、キノコ、野菜を混ぜて炊くと糖の吸収が穏やかになる
ブドウ糖はがんの餌になります。炭水化物はどんな物でも、最終的にはブドウ糖になります。しかし、ゆっくりと糖を吸収してブドウ糖になった場合は、がんの餌にはなりません。問題はインスリンスパイクをおこして、血糖が上がるか否かなのです。
血糖が急速に上がらなければ、がんの餌にならないし、悪いことも起きません。
急激に糖を吸収し血糖を上げる炭水化物を単純炭水化物と言います。反対に、ゆっくりと糖を吸収してエネルギー源になる炭水化物を複合炭水化物と言います。
単純炭水化物は血糖を急速に上がるからいけないのです。単独の白米ご飯ならば、単純炭水化物に近いかもしれません。しかし、いろいろな海藻やキノコや野菜を混ぜて食べる事で、糖の吸収が穏やかになります。
白米に次のものを入れて炊くと、理想的な主食となります。
【白米 + α】
+α 食材例:細切り寒天、粉寒天、キクラゲ、ゴボウのささがき、昆布、ワカメ、干し椎茸、梅干しなど
このようなご飯なら、糖の吸収を穏やかになり、体に極めて良い主食となります。また、とても食物繊維が豊富なため、お通じにも素晴らしい食物です。
鶴見クリニックでは、「鶴見式ご飯」と名付けて患者様にもお勧めしています。
もし、どうしても玄米食にしたければ次の作業が必要となります。
【玄米ご飯の炊き方】
玄米を浸水し、17時間経ったら水を捨てて、綺麗な水に取り替える。それを3回繰り返す。その後、海藻類、干し椎茸、ゴボウのささがき、生姜、グリーンピース、梅干しなどを入れ、4時間浸水し、今度は水を替えずに炊く。
しかし私は、理想の玄米ご飯であってもあまり勧めません。【白米 + α】が理想的と思います。
和菓子、洋菓子、スナック菓子、アイスクリーム、飴、チョコレート、うどん、ラーメン、パン、パスタ、清涼飲料水
野菜、豆、芋、茸、海藻、雑穀米、ゴマ、蕎麦