酵素は寿命を支配する
人間の寿命は「酵素貯金」を少しずつ使って生きていくようなものと言われている。
つまり、人は一生に一定の「酵素貯金」(=潜在酵素)をもっていて、この貯金(酵素)を使い果たすと破産(死)してしまう。限りある酵素をいかにうまくやりくりするかが、人の寿命を左右するということだ。
毎日毎日少しずつ失われていく酵素は外から摂取することで補える。他の栄養素とは違って酵素だけは外部からの補充が極めて有効に働くため、酵素をふんだんに含んだ食材による補充が必要なのだ。そのため酵素たっぷりの食材を摂ることが健康の秘訣となる。
酵素の多い食材としては、第一に生野菜とフルーツが挙げられる。人間は本質的に肉食ではなく、フルーツ食あるいは穀物菜食だ。このことは歯型でもはっきりしている。肉食動物は酵素の存在する生肉を食べると健康になるが、人間は生野菜とフルーツを多く摂ると健康になるようにできている。
生野菜はおろすと、生野菜サラダ以上に酵素が摂れる。低速ジューサーなどで搾った生野菜フルーツジュースとその絞りカスを飲むことも同様である。また極めて質の良い高い力価の酵素サプリメントで補充するのも良いだろう。その他の有効に働く酵素が存在する食材としては、発酵食品(納豆・漬け物・キムチ・生の味噌)が挙げられる。
死ぬまで呆けず、病気もせず、長寿で、コロッと死ねたらどんなに良いかと思う。それには酵素を温存する食生活に尽きる。つまり、酵素やファイトケミカル、ビタミン、ミネラルの多い食物や、サプリメントの補充で十分可能となるのだ。それ故、アメリカではプラントベースでローフードのヴィーガン食が流行り始めたのだ。
また病気治しに絶対欠かせないのも、このような酵素やファイトケミカル、その他抗酸化物質である。
とにかく生の野菜やフルーツ、漬け物、キムチ、生野菜フルーツジュース、生野菜おろし、納豆以上に体に良い食材はないことを知って欲しい。