鶴見医師に聞く「更年期を健やかに過ごすための知恵と対策」

鶴見医師に聞く「更年期を健やかに過ごすための知恵と対策」

皆さん、こんにちは。今回は、多くの女性が直面する「更年期障害」についてお話しします。

更年期は、ホルモンバランスの変化によって引き起こされる様々な症状が現れる時期ですが、適切な対策を講じることで、その影響を軽減することが可能です。
少しでも皆さんの生活が快適になるよう、役立つ情報をお届けしたいと思います。

女性の閉経の平均年齢は、50.5歳だそうです。この50歳を挟んだ前後10年間を、「更年期」と呼びます。卵巣から分泌される女性ホルモンは、20~30代でピークを迎えますが、40代に入った頃から急激に低下します。男性の男性ホルモンは、緩やかに減少するのに比べ、女性の女性ホルモンは急激に減少します。そのため、更年期障害をはじめ、様々な症状が現れます。

女性ホルモンが働くのは、子宮、膣、乳房などの性器ばかりではありません。
骨、脳、心臓、血管、皮膚、粘膜、関節、筋肉、自律神経、免疫などにも影響します。女性ホルモンがこれらの機能をコントロールする大きな力となっているのです。
その女性ホルモンが急激に低下すると、こういった臓器や全身に不調が現れてきます。それが更年期障害です。

症状としては、骨粗しょう症、関節痛、腰痛、疲労感、肌の不調、尿漏れ、頻尿、ホットフラッシュ(のぼせ感や頭の熱感)、その他の病気などがあります。

対策:
なんと言ってもやらねばならないのが、食生活の改善です。
白砂糖(和菓子、洋菓子、スナック菓子、チョコレート、三温糖、グラニュー糖、氷砂糖、みりん)などを極力減らすか、摂取を止めることが重要です。
また、動物性たんぱく質や小麦粉食品を極力減らし、生野菜サラダやフルーツを沢山摂ることが推奨されます。芋、海藻、茸、豆、雑穀ご飯を積極的に食べることも大切です。

特に意識したいのは、イソフラボンが多く含まれる大豆食品(納豆、豆腐、高野豆腐、味噌、豆乳、豆腐よう)です。
イソフラボンは、極めて更年期障害を治す優れたファイトケミカルです。

サプリメントでも、イソフラボンがしっかり含まれている優れたものが出ています。
私が一押しするサプリメントは「Unnamed No.9」というサプリメントです。
このサプリメントにはイソフラボンの他に8種類の女性の体によい成分が含まれており、これを飲むことで、更年期障害を効果的に克服することができます。

Unnamed No.9には、CELABIO-F(米糠と大豆エキスを発酵させたもの)やNMN(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)、ラクトビオン酸などが含まれており、これらの成分がホルモンバランスを整え、エネルギー生成を促進します。さらに、ヒハツエキスが血流を改善し、冷えやむくみを軽減する効果が期待できます。

更年期は女性の人生の中で大きな変化の時期ですが、正しい知識とケアでその影響を軽減し、前向きに過ごすことができます。
これからも皆さんの健康をサポートする情報をお届けしてまいりますので、どうぞご期待ください。

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