鶴見医師に聞く「疲れた体に最高の癒し!ホルミシス効果でパワーアップする入浴法」

鶴見医師に聞く「疲れた体に最高の癒し!ホルミシス効果でパワーアップする入浴法」

皆さまこんにちは。
寒さが増してくるこの季節、体と心をじっくりと温めるお風呂は、まさに日々の癒しですね。しかし、ただの入浴ではもったいない!今回は、入浴の健康効果をさらに高める方法として、「HSP(ヒートショックプロテイン)」と「ホルミシス効果」を引き出す方法をご紹介します。これを実践していただければ、体内から健康をサポートする新しい入浴習慣が身につくでしょう!

HSPとは?健康を促進するプロテインの力
HSP(ヒートショックプロテイン)は、体を温めることで活性化し、細胞の修復や免疫力の向上を助ける重要なタンパク質です。このプロテインは、体が適度な熱にさらされることで生まれ、細胞が損傷から回復しやすくなるため、リカバリー効果が得られます。オートファジーが断食による修復効果を発揮するのに対し、HSPは温熱による修復効果です。

HSPを効率よく増やす入浴法
HSPを効率的に増やすためには、特別な入浴法が効果的です。ポイントは次の通りです。

1.ぬるめのお湯に浸かる
まず、39〜40℃のぬるめのお湯に20分〜30分程度浸かりましょう。これにより、体が徐々に温まり、HSPが効果的に生成されます。

2.ホルミシス効果を加える
HSPをより速やかに生成するために、ホルミシス効果を出す「温湯セラミック」をお湯に入れるのがおすすめです。ホルミシスとは、低線量の放射線が健康に良い影響を与える現象で、これによりHSPの生成がさらに促進されます。

3.仕上げの高温入浴
最後に、43〜44℃の熱めのお湯に5〜10分浸かると、HSPが一層活性化し、体のリカバリー効果が高まります。その後は自然に体を冷ますことで、HSPの効果が最大限に発揮されます。

ホルミシス効果とは?その秘めた力
ホルミシスは、微量の放射線が体内で代謝を促進し、免疫力や抗酸化作用を高める効果を持っています。このホルミシス効果をもたらす温湯セラミックは、32マイクロシーベルトの放射線を発することでマイナスイオンを生成し、これが体内環境を整える手助けをします。さらに、通常の温熱では皮膚の表面2センチほどしか温まりませんが、温湯セラミックの使用で放射線が約30センチまで届き、体の深部まで効果が及びます。

ホルミシスの継続効果
一度の入浴で癌が消えるわけではありませんが、毎日ホルミシス入りの入浴を続けると、細胞レベルで健康が促進され、癌細胞の縮小にもつながる可能性があるとされています。実際、半年間ホルミシス入浴を続けた患者さんの中には、癌が縮小した例も見られます。ホルミシスの効果で免疫力が強化され、毒素の排出が促進されることが、その理由と考えられます。

今冬は新しい入浴習慣を取り入れよう
ただのリラックスだけでなく、体の深部から健康をサポートするホルミシス効果を得られる入浴法を、この冬から始めてみてはいかがでしょうか?毎日の入浴がより効果的なリカバリータイムに変わり、日々の健康維持に大きな力を与えてくれるでしょう。

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